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エバープロロングの工法

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エバープロロングの工法

エバープロロングは、建築用と土木用、またはスプレータイプがございます。コンクリート構造物の耐性を向上させ、長寿命化、ライフサイクルコストを大幅に削減させアセットマネジメントに貢献いたします。

エバープロロング

エバープロロング

エバープロロングは、従来土木コンクリート構造物の長寿命化用途として使用されておりましたが、近年、防水性、耐久性、安全性が高いため、建築構造物のコンクリート打放し外壁の防水、劣化防止に使用されるようになりました。
また屋上防水に置をましては、屋上階のトー タルコストの低減、工期短縮、メンテの簡略化でをきる事が実証され、ウレタン防水工法、アスファルト工法、に代わる躯体防水工法として注目されている製品です。
12kg缶と2.4kg缶をご用意しております。

スプレータイプ

スプレータイプ

エバーブロロングスプレータイプは、コンクリートの簡単メンテナンス時に、その場でエバープロロング保護材塗布対応を可能にした製品です。コンクリートの簡単メンテナンス、部分補修などに最適です。エバープロロングのご購入およびご相談はお気軽にご連絡ください。

メカニズム

コンクリートと同質材を形成し、ひびを埋めて表面をしっかり強化

劣化するとコンクリートに生じる空隙が漏水の原因です。エバープロロング工法ではコンクリートが固まる原理と同様な仕組みを活用することで、コンクリート表面に緻密な保護層を数センチの厚みで作り上げます。コンクリートに異質なものを貼り付けるのではなく、コンクリートの表面を同質材で強化する考えのため、コンクリートとの親和性が非常に良く、実質的には数10年といえるほど耐久性に優れているのです。

工法の原理

工法の原理

エバープロロングと水を希釈し、成型コンクリート表面に塗布したり噴霧する工法で、数センチメートルの表層部の気孔に進入し充填して、緻密保護層を形成することでコンクリートに悪影響を及ぼす異性物(酸性雨、塩水など)の進入を妨げます。

工法の手順

  1. コンクリート表面に塗布し毛細管現象により浸透させる。
  2. 安定した構造の反応ゲルを生成する。
  3. 浮揚Caと反応し安定したアルカリカルシウムシリケートが生成し、緻密保護層を形成する。

施工による発揮される5つの効果

コンクリート建築物が劣化するのにはクラックなどの4つの原因があります。エバープロロング工法は、防水保護材を塗布することで、緻密保護層を形成し、小さなクラックを閉塞し、コンクリート内部の水分は逃がして凍結を防ぎつつ、雨などに対して完璧な防水性能を発揮します。コンクリート表面が緻密になるため、埃、カビ、苔、藻類が付着しにくいというメリットも生まれます。

他工法との比較

防水工法には大きくわけて、塗膜工法とシート工法が一般的です。このふたつの工法は有機溶剤を使うため、臭気があり、施工後も健康被害が懸念されます。また、工程が多くしかも乾燥してから次の工程に入るため、天候に大きく左右されます。さらに施工後も定期的なメンテナンスが必要で、クラックなどのさまざまな劣化に脆弱な点が指摘されています。エバープロロングは、こうした従来の工法の欠点をすべて改善することのできる、新しい次世代の防水工法です。

比較表

工法種類 エバープロロング工法 塗膜工法 シート膜工法
工事内容 透明の液体保護材を浸みこませる 防水塗料を塗る 防水シートを貼る
外観 最初のコンクリートの状態 塗料の色 シートの色
臭い 無臭 臭気有り 臭気有り
有毒性 無機質のため無害 有機溶剤を使用 有機溶剤を使用
工期 工程が少なく短期施工 長い 長い
施工 中立入車の通行など可能 不可 不可
施工コスト 人件費が少なく低コスト 高い 高い
保守 フリーメンテナンス 塗り替え必要 貼り替えが必要
耐久年数 30~50年 10~15年 3~10年

対応性

工法種類 エバープロロング工法 塗膜工法 シート膜工法
クラック ◎自己修復を促す
補中性化 ◎一部破壊でも問題無し △一部破壊で全滅 △一部破壊で全滅
塩害 ◎一部破壊でも問題無し △一部破壊で全滅 △一部破壊で全滅
凍結融解 ◎通気性有り ×結露する ×結露する